仏事に関して

代表的なものは入仏法要、四十九日までの七日ごとの法要、百か日、初盆、年忌法要、報恩講などがあります。
親族がご本尊の前に集まりともに手を合わせ、阿弥陀様の御教えを心静に聞かせていただきましょう。

こちらではお客様からの問い合わせでよくあるご質問をまとめました。
※主に浄土真宗に関する質問となっております。
また一般的な事例を掲載しておりますが、お住まいの地域によって多少異なる場合もございますので詳しくはお手次のお寺等にご確認下さい。

仏事Q&A 良くあるご質問にお答えいたします

法事(年忌法要)の際に用意するものは?
おけそく(御餅または落雁)、和蝋燭をご用意いただき、打敷を掛けましょう。
また普段と同様にお仏飯、華鋲に樒(しきみ)の葉を御供えしてください。
蝋燭に火を灯したり、線香を焚いたりするお給仕はお家の方が行うようにしましょう。
法事の際に使う和蝋燭の色に赤と白がありますが
本願寺(西)派は三回忌までは白、七回忌からは赤でお勤めします。
大谷派(東)は一周忌から赤でお勤めします。
高田派、禅宗などは一周忌から白、五十回忌は赤でお勤めします。
お仏壇の前にある経机には何を置いたらいいですか
経机とは文字通りお経の本(勤行聖典)を読むための机です。
お供え物やお鈴(りん)などは置かずに、お経の本のみを置くようにしましょう。
大きなお供え物がある場合、お仏壇の正面を避けた場所に別に台を設けて
そちらに置くとよいでしょう。
法事の際に僧侶にお渡しする封筒の表書きについて
御布施と書かれることが多いようです。またお布施はあげていただいたお経に対する
御礼ではなく、お寺のご本尊である阿弥陀様に御供えするものですから
「御経料」「御礼」などの表書きは避けた方がよろしいでしょう。
その他に何か前もって準備しておくことは
御仏壇の中を掃除し仏具を定められた位置に並べましょう。またお札、コップなど
浄土真宗の仏事と関係のないものは並べないようにしましょう。